どうもアスミです。
本日11月2日、僕が待ちに待った映画がついに公開されました!
その映画はもちろんこちら!
引用:http://www.venom-movie.jp/
【ヴェノム】
マーベルコミックスのダークヒーローが満を持しての単独作品として登場!
予告の段階から僕の趣味ど真ん中だったのでこの日を待ち望んでいました。
そんなわけで、早速レビューしていきましょう!
【ヴェノム】の概要
マーベルダークヒーロー、ヴェノム!
本作のメインキャラクターであるヴェノムは、あの大人気ヒーローであるスパイダーマンのライバルとして1985年にマーベルコミックスで誕生しましたいわゆるヴィラン(敵役)です。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
その正体は宇宙から来た寄生生物(シンビオート)であり、スパイダーマンに寄生した影響で彼の面影を残す今の姿に変わったようです。
原作ではスパイダーマンと同等かそれ以上の力で彼を苦しめ、その圧倒的な能力とビジュアル、ヴィラン(敵)でありながら弱者を守ろうとするそのギャップなど、ファンからも絶大な人気を誇っています。
さらに2007年に公開された初代【スパイダーマン3】の敵役としても既にスクリーンに登場済みです。※本作とは関連無し
監督
◆ルーベン・フライシャー
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki
長らくコマーシャルやミュージックビデオなどの監督をこなし、2009年公開のホラーコメディ【ゾンビランド】で長編デビューしたようです。
配給のソニー・ピクチャーズが「長期の人選の結果」というほど考え抜かれた上での監督抜擢だったよう。
登場人物/出演者
◆エディ・ブロック(トム・ハーディ)
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
かなり踏む込んだ取材が好評の売れっ子記者。
人体実験の噂があるライフ財団の秘密を知ってしまったため社会的に追いやられることに。
告発者のドーラの手引きでライフ財団の研究所に潜入するもシンビオート(寄生体)のヴェノムに寄生されてしまい、財団から追われることに。
演じるトム・ハーディはイギリス出身の俳優です。
2010年の【インセプション】出演以降に急激に知名度を上昇させました。
【ダークナイト ライジング】のベイン役や、【マッドマックス 怒りのデスロード】の主人公マックス役などが有名です。
個人的にアカデミー賞にノミネートされた【レヴェナント】のフィッツジェラルド役が大好きです!
◆ヴェノム
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
エディに規制したシンビオートのうちの一体。
生きたものなら何でも食べようとするなど食欲が旺盛で、凶暴な性格。
ただ、ジョークを口にしたりエディに恋のアドバイスをするなど根っからの悪では無く、寧ろ地球を気に入っている様子。体から形態が変化する触手を出し、憑依時にはビルも簡単に駆け上がるほどの驚異的な身体能力で敵を圧倒。
またシンビオート全体の弱点として高音が苦手。
◆ドレイク(リズ・アーメッド)
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
ライフ財団のリーダー。
宇宙進出の為にシンビオート(寄生体)の研究をしているものの、人体実験のような非人道的な実験も躊躇なく行う冷徹な性格。
中盤ではシンビオートのリーダーであるライオットに寄生され利用されることに。
演じるのはパキスタン系のイギリス人俳優リズ・アーメッド。
オックスフォード大学での秀才でもあり、俳優としては【ナイトクローラー】での演技で脚光を浴びた後、近年では【ローグ・ワン スターウォーズストーリー】の主要キャストとして出演するなど活躍を続けています。
さらにラッパーとしてRiz MC名義で活躍しているなどとても多才な人物です。
◆ライオット
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
シンビオートのリーダー格。
作中序盤からライフ財団の手を逃れて単独で宿主を転々としていたが、最終的にはドレイクを宿主と決め、故郷の星からシンビオートを呼び寄せる為に利用する。
ヴェノム曰くとてつもなく強いらしく、事実戦闘ではヴェノムを圧倒していた。
体を鋭い刃物に変形させる。
◆アン(ミシェル・ウィリアムズ)
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
弁護士でエディの恋人。
ライフ財団の弁護士として働いていたが、エディにライフ財団の秘密が漏れてしまったためクビとなる。
それが原因でエディを振り、現在は外科医のダンと交際している。
演じるアメリカのベテラン女優ミシェル・ウィリアムズ。
あのエロチックSF映画【スピーシーズ】でエイリアンの少女時代を演じて(僕の中で)話題を呼びました。
【ブロークバックマウンテン】や、【ブルーバレンタイン】でアカデミー賞にノミネートされるなど、確かな演技力を持っていますし、近年ではあの大ヒットミュージカル【グレイテストショーマン】にも出演している売れっ子女優です。
◆ドーラ(ジェニー・スレイト)
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
ライフ財団の研究者。
癌の治療だと信じてシンビオートの研究を行ってきたため、非道な人体実験には反対していた。
その後エディに研究の真相を告発し、ライフ財団の研究所に招き入れる。
演じるジェニー・スレイトはアメリカのコメディエンヌ。
2010年以降は女優業や声優業にも進出し、かなりの作品に出演しているようです。
コメディアンらしく【ズートピア】や【ペット】などの明るいアニメやコメディ映画の出演が多いです。
【ヴェノム】のあらすじ
主人公の売れっ子記者エディ・ブロックは製薬事業で黒い噂が飛び交うライフ財団を調べていた。
その最中、恋人であり財団の弁護士でもあるアンのパソコンから財団の人体実験の秘密を知ることに。
それは、ライフ財団が彗星から謎の寄生体シンビオートを発見し、シンビオートと人体の融合を目的とする人体実験を繰り返していたというもの。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
その情報を元にライフ財団に取材を掛け合うも、財団のトップであるドレイクの権力で会社をクビになり、アンにも振られてしまう。
失意に暮れるエディだが、ライフ財団の研究者であり人体実験などの凶行に嫌気が指したドーラに内部告発を受け、彼女の手引きで研究所に潜入することに。
そこではシンビオートとの融合実験による被験者が数多く収監されていたが、その中で知り合いの女性ホームレスを見つけたエディは彼女を助ける為に開放する。
しかし彼女に寄生していたのはシンビオートはエディへ襲い掛かり、彼の体に寄生してしまう。
研究所から脱出したエディは自らに寄生したヴェノムと名乗るシンビオートと共存することになってしまうが、ヴェノムを奪われたライフ財団の追手が迫っていた…。
【ヴェノム】の感想
ド迫力のアクション
流石はマーベル!といったところでしょうか。
ヴェノムの驚異的な身体能力から繰り出されるド迫力アクションは必見ですね!
触手を伸ばした移動方法なんかはスパイダーマンと似通った点でもあります。
ただスパイダーマンがスマートなアクションというイメージなら、ヴェノムはより凶暴に荒々しいアクションが特徴的。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
かなり力任せに敵を蹂躙する様は爽快感抜群です!
ビジュアルにヤラれた!
僕がこの映画を見たくて堪らなかったのは、ひとえにヴェノムのビジュアルがドストライクだったからです(笑)
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
キモかっこいい!
あの漆黒の体に裂けた口と牙、筋肉質な体に触手…。
まさに中二病心を体現したかのようなそのビジュアル…。
予想通り、作中でもその存在感は抜群です!
時間が足りてない…。
上映時間が112分ですが、エンドロールが長いため実質100分ほどではないでしょうか。
その影響からか少しばかり物語が駆け足に感じてしまいます。
こういった変身ヒーロー系映画は物語の浮き沈みがセオリーですが、本作ではヴェノムに変身してから最終決戦までが早く、他と比べて短いです。
なのでヴェノムが何故地球を好きになったのか、何故エディを気に入り共存するに至ったのかが分かりませんでした。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
本作だけの描写だと、ヴェノムは単純に”口の悪いけど良い奴”で終わってしまい、ダークヒーローとしての魅力が半減していると感じてしまいます。
あと1エピソードくらい挟んでくれれば大満足なんですけどねぇ…。
シンビオートの適正基準が曖昧?
ライフ財団の人体実験は主にシンビオートとの融合実験ですが、この実験、序盤はかなり難航しているように描かれていました。
しかしよくよく考えればライオットは次から次へと宿主を変更して動き回っていましたし、ヴェノムはいとも簡単にエディからアン、アンからエディへ移動しています。
ここら辺の理解があまり追いつかず、何故あんなにも融合の研究が難航していたのかがいまいちわかりませんでした…。
次回作はカーネイジと激突!マーベルとの繋がりは?
エンドクレジット中の映像で原作のヴィラン、カーネイジが登場しましたね!
引用:https://www.youtube.com/watch?v=8J7-PoYQu_g
原作ではスパイダーマンとヴェノムの共闘でようやく倒せたカーネイジ。
したがって次回作ではスパイダーマンも登場する可能性は十分にあり得ます。
そしてそのスパイダーマンがアヴェンジャーズの世界観を共有していたら、と考えると今後の展開はますます興味深いですね。
ただ、今の段階で制作者側は【ヴェノム】と【アヴェンジャーズ】を共有させる気は無いと明言していますので難しい所です。
まぁ、前言撤回もあり得るので期待して待ちましょう。
まとめ
かなりの期待で鑑賞に臨んだ本作。
肝心のアクション部分は文句が無かったので満足!と言いたいところですが、シナリオ面で納得がいかない点もあり、手放しな称賛は送れませんでした。
ただ、何度も言いますが映像とアクションは素晴らしいので頭を空っぽにして見れば十分に楽しめる作品になっていると思います。
次回作にも期待です!
それでは!