暴走!【新感染】ネタバレ感想

アスミです!
突然ですが、皆さんゾンビ映画観てますか?
私は良く観ています。
ロメロ監督の代表作【ゾンビ】から始まったこの一大ジャンルは
歩く死体から走るゾンビへ、コメディへ、果ては押し寄せる波のように
なって、様々な進化を遂げてきました。

しかし如何せんゾンビ映画は欧米諸国発祥のモンスターであり、
アジア圏でこのジャンルの映画が日の目を見ることはあまりありません。
しかし近年、【アイアムアヒーロー】をはじめ、
先日ご紹介した【カメラを止めるな!】→https://asumi.tech/onecut-of-the-dead/
など日本でもゾンビ映画は大ヒット!
そんな中、お隣韓国も負けじとんでもない”ゾンビ”物を作ってきました

今回紹介するのはこちら!

【新感染】

韓国では2016年に、日本では2017年に公開された本作。
ヨン様しか知らない僕からしたら(歳がバレr)韓国でこんな素晴らしいゾンビ映画が
あるのかと驚きましたね!
それでは紹介していきます!

作品概要

【タイトル】

【新感染(邦題)】
釜山行き(原題)

【監督】

ヨン・サンホ

引用:https://www.youtube.com/watch?v=Qh9bjD9UKL0
今韓国で最も勢いのある監督ではないでしょうか。
元々はアニメーション監督で、実写映画は今回が初監督!
一発目にして大ヒットを飛ばしてしまいました。
本作と対になるアニメ映画【ソウルステーション/パンデミック】
監督でもありますが、こちらはアニメにしてはかなり写実的で独特の雰囲気がありますね。
次回作【我は神なり】はアニメーション映画、
またNETFLIXオリジナル映画【サイコキネシス】では実写で監督を務めるなど、これからの活躍が期待される監督さんです!!

【出演】

ソグ(コン・ユ)

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
ドラマ、【コーヒープリンス1号店】でブレイク。
日本でも徐々に知名度を上げている韓国の有望俳優にしてかなりの親日家らしいです。
物語では仕事人間の堅物パパから頼れるタフガイまでふり幅が広い。
イケメンですね。

スアン(キム・スアン)

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
2017年に韓国で公開され話題となった【軍艦島】にも出演。
今勢いのある子役さんです。
男の子かなと間違えるボーイッシュなお顔。

サンファ(マ・ドンソク)

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
本作の主人公。
観た人は惚れること間違いなしのタフガイです。
韓国で数多くの作品に出演するベテラン俳優さんでありながら、
実は過去にアメリカでジムトレーナーをやっていたとのこと。
作中でもそのマッスルパワーを見せつけてくれます!
ちなみに国籍はアメリカです。


ソンギョ(チョン・ユミ)

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
ドラマ【ロマンスが必要2012】などが有名。
韓国では数多くの映画に出演しており、かなりの売れっ子さんです。
ちなみに韓国では同年代で同姓同名の女優がもう一人いてよく間違われるらしいです(笑)
本作では心優しい妊婦の役どころで好演。
綺麗ですね。

ジニ(アン・ソヒ)

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
ヨングクのガールフレンド役。
実は韓国で大人気だったアイドルグループのワンダーガールの元メンバーです。
元は子役上がりなので演技の道を志しての脱退後、着実にキャリアを踏んでいます。
アイドル時代は国民の妹と呼ばれるほど大人気だったようです。

ヨングク(チェ・ウシク)

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
韓国の有望
若手俳優さん。
カナダ育ちのため英語が堪能とのこと。
今もっとも期待される俳優の一人です。

ホームレス(チェ・グィファ)

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
同じく2017年公開の大ヒット作【哭声】他、多数の作品に出演する
韓国屈指の実力派俳優です。
他作品と本作では見た目もありますが、全く違いますね!
本作では路上生活者として全く役に立たないダメダメな役どころ。

あらすじ

証券会社で働くソグは妻と離婚し、一人娘のスアンと母と三人で暮らしていますが、
スアンとうまく接することができません。
そんなある日、妻に娘のスアンを会わせるため、プサン行きの高速鉄道に乗り込む二人。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw

そこで偶然居合わせたのは出産間近のソンギョと夫のサンファ。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
野球クラブのカップルのヨングクとジニ。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
どさくさに紛れて列車に忍び込むホームレス。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
目的地プサンに向けて思い思いに高速鉄道に乗り込みますが、そこで恐ろしいことが
起こっていました!
既に巷では謎のウイルスにより、感染者が凶暴化する事件が多発(要はゾンビ)。
ソグ一行が乗り込むこの列車でも乗務員が噛まれ一気にパンデミックが広がります!!

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw
プサンを目指す列車の中で、娘を、妻を、恋人を守る男達。
果たして彼らは無事に生き残ることができるのか!?

感想

新感染というネーミング!

原題が【釜山行き】ということで、まったく邦題と違いますね!
原作の韓国の制作人には賛否が上がったようですが、個人的には
このネーミング、素晴らしいと思います(笑)
高速で走る新幹線同様全く失速しない展開を
よく表現したタイトルだと思います。

疾走感ありすぎて窓から飛び出すゾンビ達の図
引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw

おそらく【プサン行き】だとあまり日本では受けなかったかもしれませんね。

絶叫走り!ゾンビの恐怖!

昨今の走るゾンビブーム同様、本作のゾンビももれなく走ります!
また、感染速度も半端ではなく、噛まれてから数秒で変身します。
動きもかなりアクティブで、狭い通路を波のように押し寄せてくる様は
【ワールドウォーZ】そっくり。
本作は【ワールドウォーZ】のような大規模な描写はありませんが、
逆に列車という狭い通路で押し寄せてくるゾンビの恐怖が味わえます。

所狭しとはこのこと!
引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw

ゾンビ役のキャストの皆さんの演技も素晴らしいの一言。
序盤の乗務員のお姉さん。
グッジョブです!

彼女の演技が一番素晴らしかった気さえするww
引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw

男達の奮闘に拍手!

主人公であるソグは娘のために、サンファは妻のために、
ヨングクはガールフレンドのために迫りくるゾンビの中を
突き進んでいく様は圧巻です!
特にサンファはパワー系キャラを存分に生かしたダイナミックな
アクションを披露してくれます(笑)

かっこいい!!
引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw

また、ソグとスアンの冷え切った関係が徐々に解消されていく描写や、
男たちがそれぞれ守る者のために命を投げ出すシーンは涙無くして
観ることができません!!

ゾンビ物としての完成度!

本作のゾンビ映画としての完成度はかなり高いと思います。
走って波のように襲い来るゾンビなどは既出ですし、
人間ドラマも言ってしまえば良くある展開です。
しかしそのどれもが2時間という時間の中で高いレベルにまとまっています。
また、走るダイナミックなゾンビの恐怖に加えて、新幹線という密室での
恐怖という、緩急が効いたバランスの良い展開も素晴らしいです!
良くある無駄に風呂敷を広げたりしていないところも評価点ですね!!

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rRBTAGbGGEw

リメイク?

本作【新感染】もとい【釜山行き】はなんとハリウッドリメイクされることが決定しています!!
ハリウッドリメイクはあまり改悪が無いイメージなので、少し期待しています。
ゾンビのタイプ的になんとなーく【ワールドウォーZ】のような作品になる気がしますね。
今後の続報に期待です!!

総評・杞憂

いやぁ、やっぱりゾンビ物はいいですね!
単純に怖いし、泣けます!
ここまで使い古されたジャンルなのにいつの時代も我々ホラーファンを楽しませてくれます。
ただ、一つだけ気がかりなのはそろそろゾンビ自体の設定が頭打ちになっている気が…。

ロメロの歩く死体【ゾンビ】から、
ゾンビが走ることを覚えた【28日後】
【バイオハザード】では武器を持ち、
波のように押し寄せる新たなゾンビ像を作り出した【ワールドウォーZ】
生前の会話をしゃべり不気味さが増した【アイアムアヒーロー】など。

しかし今作のゾンビに関してはその生態だけ見れば今までのゾンビと比べて
新鮮さに欠ける印象を受けました。
しかし!
逆に言えばゾンビ自身ではなく、それを取り巻く展開、設定が面白ければ
まだまだ未来はある!
そう思わせてくれた作品です!
【カメラを止めるな】しかり、本作【新感染】しかり、
今後のゾンビ業界がもっともっと盛り上がっていけばいいな!
それでは!

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