ゲーム原作映画の最高峰!サイレントヒル!!

アスミです。

相変わらずの酷暑、ビールを飲みながらグダグダとブログを書いております。

季節は夏…。ニート生活はいつまでもつのか…。

この生活、いずれどこかでブログのネタとして吐き出そうかなと思っています。

そんな暑い夏。

夏といえばホラーでしょ!

今回は僕がオススメするホラー映画をご紹介します。


引用:https://www.youtube.com/watch?v=piQTPf_XNGk

【サイレントヒル】

名前だけならどこかで聞いたことあるなぁって人も多いと思います。

1999年、PS(プレイステーション)で発売されたホラーゲームですね。

当時は映画もゲームも”Jホラーブーム”が世界を席巻していた時代。

双璧として知られる”バイオハザード”と違い、日本の静かで湿った恐怖を表現した本作は、売上こそそれらに及びませんでしたが、熱狂的なファンを生み出しました。(僕もその一人)

今回はそんな”サイレントヒル”が原作、2006年公開の映画の【サイレントヒル】をご紹介します。

作品概要

【タイトル】サイレントヒル(英題:Silent Hill)

【監督】  クリストフ・ガンズ

【出演】  ラダ・ミッチェル

       ジョデル・フェルランド

       ショーン・ビーン

       ローリー・ホールデン

       アリス・クリーグ

       デボラ・カーラ・アンガー

【日本公開日】 2006年7月8日

見どころ

不気味で特徴的なモンスター!


引用:https://www.youtube.com/watch?v=piQTPf_XNGk

なんと言ってもこれです。

原作ゲームでもその特異なデザインで評価を得てきたクリーチャー造形ですが、本作でもその雰囲気を壊すことなく見事に映像化しています。

設定ではクリーチャーはサイレントヒルを訪れた人間の心の闇を具現化した姿であり、それ故にその姿形は様々のようです。

特に人気が高い「レッドピラミッドシング」は作品を通しての皆勤賞です。

静と動が混在した世界

原作の最初期のコンセプトは日本的な恐怖を表現することだったようです。

いわゆる洋画ホラーにありがちなカラッとしてギャー!みたいな表現ではなく、日本ホラー的な静かでドロドロした恐怖。

本作では重々しい色調と灰が降るサイレントヒルの静かで寂しげな雰囲気、悲し気なBGMも相まってどこか日本的な恐怖を感じます。


引用:https://www.youtube.com/watch?v=piQTPf_XNGk

そしてサイレントヒルを語るには欠かせない血と錆でできた裏世界の描写はまさにファン垂涎の出来ではないでしょうか。

この裏世界は原作ゲームで最もグロテスクと評判の「サイレントヒル3」の描写を参考にしたようで、ゴア表現もかなり多めです。

洋画らしさも垣間見える一面ですね。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=piQTPf_XNGk

ちなみに10年以上前の作品ながらその独特の映像美で今でも視聴に耐えうるグラフィックも評価点です。

複雑で独特なストーリー

原作ゲームファンならご存知の通り、本シリーズは一貫して人間の心の闇、トラウマを恐怖の対象として表現してきました。

日本特有の土着信仰を題材とした難解なストーリーに加え、登場人物が抱えるトラウマ、人間の絆、人物の成長、恐怖などさまざまな要素が折り重なり表現される世界感は、日本のみならず世界中で高い評価を得ています。

その緻密に練られた設定と人物描写により唯一無二の世界観が人気のシリーズですが、本作はその設定を忠実に再現しています。

よくある原作崩壊も起こさず、2時間でまったく違和感なく原作を再現した脚本こそが本作の最大の魅力ではないでしょうか。

以下ネタバレ

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”サイレントヒル”のあらすじ(ネタバレ有)

3人家族のローズ、クリストファーと娘のシャロン。
ローズは夢遊病に苦しむ娘シャロンが寝言で呟く「サイレントヒル」という町に行けば娘を治せると考えます。
夫のクリストファーの静止を振り切り、娘と共にサイレントヒルを目指すローズですが、
道中、この二人の関係を誘拐ではないかと怪しんだ女警官に遭遇し、あれよあれよとカーチェイスへ。
サイレントヒルに突入した直後、突如道路の真ん中に女の子が出現し、驚いたローズとシャロンを乗せた車は事故を起こしてしまいます。
ローズが気が付くとシャロンの姿はありません。
シャロンを探してサイレントヒルをさまようローズ。
すると突如サイレンが鳴り響き、辺りは血と錆の世界に変貌しました。
異形の怪物に遭遇し焦りまくるローズですが、間一髪のところで怪物は消えます。
そのまま街をさまよいますが、今度は謎の老婆ダリアと遭遇。
彼女にシャロンの写真を見せますが、突然自分の娘だと主張。

怖くなり再び自分の車に戻るローズですが、そこでカーチェイスを繰り広げた女警官のシビルが再び登場します。

どうやら彼女もサイレントヒルに迷いこんでしまったようです。
逮捕するしないでもめている二人の前に謎のクリーチャーが出現。
シビル役のローリーはウォーキングデッドのアンドレア役でもお馴染み。
どさくさに紛れてその場を逃亡するローズ。
再びシャロンを探して学校を訪れますが、そこではかつて、アレッサという魔女と恐れられた少女が存在していたことを知ります。
そこで突然現れた謎の防護服の集団からトイレに逃げ込みますが、そこで再びあのサイレンが鳴り響きます…。
再び血と錆の世界に変貌し、トイレの個室からも異形の怪物の姿も。
アレッサに性的ないたずらをしたためSMプレイをさせられている変態の図
死のもの狂いで逃げ惑う中、目の前に現れたのは虫を引き連れ、鉄の被り物をした謎の巨漢。
三角頭こと【ピラミッドシング】の登場です!!
そこでローズを追ってきた女警官シビルに助けられ間一髪で怪物達は姿を消しました。
恐怖の中、ひとまず行動を共にすることにした二人は探索を続行。
どうやらシャロンはホテルの111号室にいることが判明し、道中で出会った住人のアンナと共に部屋へと向かいます。
絵の裏に隠された隠し部屋の111号室を見つけると、そこには魔女と呼ばれた少女アレッサの姿が。
あまりに娘シャロンと瓜二つのアレッサに驚くローズですが、そこで再びサイレンが。
アンナが案内する教会へ向かう一向ですが、道中でダリアの姿が。
彼女に石を投げつけたアンナは突如現れた【ピラミッドシング】に皮をはがされて殺されてしまいます。
辛くも協会にたどり着き教祖のクリスタベラからシャロンの手がかりのある場所を教えられます。
しかし部屋へ向かう道中、ローズの娘シャロンがアレッサにそっくりであることを知られ、魔女の疑いをかけられます。
捕まえられそうになりますが、シビルが一人教徒と応戦し何とか部屋へと向かうローズ。
道中でクリーチャー「バブルヘッドナース」の大群に遭遇しますが何とか退け目的地へと到着し、待ち受けていたアレッサが真実を語り始めます。
サイレントヒルで魔女として恐れられていたアレッサは、クリスタベラ率いる「教団」によって火あぶりの刑に処されるも、通報で駆け付けた警官に助けられ病院に隔離されることに。
しかし全身大やけどを負ったアレッサは、痛みと憎しみによりもう一人の自分であるダークアレッサを生み出し、サイレントヒルを血と錆の世界へと変えてしまいました。
そしてダークアレッサが生まれた時、同時に善の部分が分かれ、転生した姿こそが娘のシャロンだったのです。
すべての真実を知ったローズに、アレッサは自分が教会に近づけないことを伝えてローズの体の中に入り込みます。
アレッサを体に宿したローズは教会へ向かいますが、そこでは捕らえられたシャロン、そして火あぶりにされ、無残な姿で殺されたシビルがいました。
ローズは激怒し、自らの中にいるアレッサを開放。
有刺鉄線に巻かれたおぞましい姿のアレッサが現れ、惨殺されるクリスタベラや住民達を前にローズとシャロンは気を失ってしまいます。
気が付くと協会は何事もなかったかのように静まりかえっていました。
その場に居合わせながら、殺されることもなかったダリアはなぜ自分が助かったのかをローズに問いかけます。
ローズはそれは母親はだからだと伝えシャロンと共に教会を後に。
車を見つけサイレントヒルから、無事に自宅へと到着しますが、そこにいるはずの夫クリストファーとローズ達は同じ場所にいながらお互いを見つけられません。
ローズとシャロンは怪異の中に未だ取り残されていることを示唆して物語は終わります。

感想

クリーチャー造形

素晴らしい。
原作ファンだからと、もしかしたら贔屓目なところがあるかもしれませんが、それを差し引いても良くできた傑作です。
特に原作をそのまま素直に持ってきたような怪物の造形。
「三角頭」はフェチにはたまらないです。
いやはや「バブルヘッドナース」も負けていません。
とにもかくにも、観た人の性癖を歪めかねないほどフェチ心に溢れています。

幻想的で残酷なストーリー

もちろんビジュアルだけではなく、物語にしても原作の良さを存分に表現しています。
サイレントヒルってやっぱり恐怖ももちろんなんですけど、勧善懲悪では無いことや、絶望、哀愁、絆だったりも物語に大きく反映されているんですよね。
本作で言えばアレッサの存在なんてまさにそれなわけで…。
幼くして火あぶりにされるアレッサの絶望と、母ダリアの後悔、世界を変えるほどの絶望と憎しみ、そこで生み出される異形の怪物に無力に殺される猜疑心溢れた人間たち。
シャロンとローズの強い絆と決意など、人間の業をこれでもかと詰め込んだ原作顔負けの作品に仕上がっています。
最後のどこか救われないラストも作風とマッチしていて個人的には好みです。

唯一無二の世界観

それにしても、なんというか…、観終わった後のなんとも言えない虚無感…。

この感覚は映画の「ミスト」で感じたものと似ているような気がしますね。

と思ったら原案は同じスティーブン・キングの小説「霧」でした。

是非とも映画「ミスト」は逆にゲーム化してほしいなぁなんて思ったりします。(笑)

ちなみにこのブログ内容、非常に原作ゲームファンとして贔屓目に見たものになっていますが、それだけに原作ゲームも素晴らしいので是非合わせてプレイしてみてほしいものです。

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