どうもアスミです。
少し前にスプラッター映画のオススメランキングを記事にしましたが、多少好評を得たようなので今回は邦画のスプラッターランキングを書いていこうと思います。
→変態スプラッター好きが選ぶスプラッター映画ランキング
90年代【ギニーピッグ】や【ダルマ女】などのコアなスプラッターはそもそもあまり流通していないので今回は紹介しません。
気になる方はググってね(笑)
※グロ耐性、倫理観がしっかりした方には需要がありませんのでブラウザバックをお願いします。
第5位.バトルロワイヤル
引用:https://www.youtube.com/watch?v=0cwTtipfU4Y
2000年代を代表する問題作が第5位にランクイン。
修学旅行へ出発した七原秋也を含むクラスメイト達を乗せたバス内で突然睡眠ガスが発生。
教室内で目が覚めたクラスメイト達の前に元担任であるキタノが現れ、話始める。
「今から皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいます」
この国では未成年者による犯罪が激増しており、この問題を解消するため政府は生徒同士が殺し合う”バトルロワイヤル”法案を可決し、大人の威厳を取り戻そうとしていたのだ。
強制的に殺し合いが開始され次々とクラスメイトが死んでいく中、七原秋也は仲間を集めて島を脱出しようと画策する。
2000年公開という何となく世界が浮かれていた時代に突如現れた超問題作。
僕もまだ小さかったのですが、そこかしこで本作のBGM(ヴェルディ『レクイエム』)が流れていたの覚えています。
今まで同じクラスで学んできた友人を殺さないと自分が殺される、という究極の選択を迫られる本作ですが、描写も当時の劇場映画としてはかなり攻めており、首につけられた発信機が爆発、首をカマで切られる、銃弾で滅多打ちなど、容赦のない展開が続きます。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=0cwTtipfU4Y
当時は少年犯罪の増加もあって社会問題化した本作ですが、今見てもその強烈な設定に陰りはありませんね。
すこし映像や描写が古いので第5位としましたが、本作はいつかどこかの国でリメイクしてくれることを願います。
第4位.ヒメアノ~ル
V6の森田剛がサイコキラーを演じて話題を呼んだホラー映画です。
引用:http://www.himeanole-movie.com/
清掃会社のパートでその日暮らしをしていた進は、ある日高校時代の同級生である森田に再開する。
その後、パートの同僚である安藤が思いを寄せるカフェ店員のユカが森田にストーカーされていることが判明。
森田や安藤との問題で頻繁に会うようになった進とユカは付き合うことになるが、それを知ったストーカーの森田が動き出す…!
【ヒミズ】や【稲中卓球部】で有名な漫画家、古谷実氏の漫画が原作の映画です。
原作では森田のサイコキラーとなった原因などが深堀りされていましたが、映画ではかなり端折られているなど違いはありますが、概ね原作の狂った雰囲気は再現されています。
正直本作はスプラッターというくくりでは無いかもしれませんが、ただひたすらに森田の凶行を映し出したそのサイコっぷりに惚れてランクインさせました。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=bFgLQGyKn9I
殺しのシーンにそこまで斬新な描写は無いのですが、淡々と日常の中で人が殺される様は背筋が凍るものがありますね。
そしてなんと言ってもサイコキラー森田を演じる同名のV6森田剛の怪演。
ジャニーズがレイプシーンを演じるなんて彼ぐらいのものでしょう。
森田剛ファンはもちろんのこと、サイコパス系の物語が観たいという方には一押しの作品です。
第3位.悪の教典
引用:https://mv.avex.jp/aku/sp/movie/
あのAKB大島優子が涙ながらに批判して話題を呼んだ作品です。
高校の英語教師、蓮実聖司は生徒や同僚教師からも信頼が厚い人気者。
しかし彼の正体は、邪魔な人間を次々に殺害していくサイコキラーだった。
その事実に一部の生徒や教師も薄々感づき始めたことがきっかけで、蓮見の凶行が加速していくことに。
前述の【ヒメアノ~ル】と同様にこちらもかなりの数の一般人が殺されますが、森田は無計画にその場の衝動で人を殺しますが、伊藤英明演じる蓮見はかなり計画的であることが特徴です。
また蓮見自身が英語が堪能、容姿端麗、コミュニケーション能力も抜群とあって、殺害シーンでの無感情な目とのギャップが凄いです。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=ht9LkWwoD_U
一見して普通に見える人物が凶悪犯であるという設定はまさしくサイコパスの代名詞であり、本作はそれを直球で描いた作品になっています。
また終盤では学校に生徒たちを閉じ込め、ショットガンで大量虐殺を行うのですが、これは邦画界でも歴史に残る残虐シーンだと思います。
蓮見が助けに来てくれたと勘違いして駆け寄る生徒達を躊躇なくショットガンで撃ちまくり、当然すさまじい勢いで吹っ飛ばされる生徒達。
恐らくAKB大島優子のように、感性が鋭い人や、耐性が無い人にはかなり苦痛な描写でもありますので、鑑賞にはくれぐれも気を付けましょう。
第2位.冷たい熱帯魚
引用:https://www.youtube.com/watch?v=xSskAosTD1w
実際に起こった殺人事件を元に制作された映画です。
事件概要:wiki参照
娘と再婚した妻と共に熱帯魚店を営む社本信行。
ある日同じく熱帯魚店を経営する村田が社本の前に現れる。
村田の明るく押しの強い性格に押され、娘を村田の熱帯魚店にバイトさせに行くなど徐々に交流が深くなるが、ある日彼から高級魚の取引を持ち掛けられることに。
その取引に応じた社本は村田が行っているある”ビジネス”の全容を知ることになる…。
【ヒメアノ~ル】や【悪の教典】同様にサイコパスな殺人鬼の物語ですが、やはり毛色にはかなりの違いがあります。
監督が園子温だけあって、彼の独特の雰囲気やブラックユーモアがそこかしこにちりばめられた作品ですし、サイコキラー村田の人物像もまた独特です。
豪快に笑いって豪快に怒る、一見そこら辺の明るいオヤジですが、殺害シーンになってもキャラクターがブレません。
会話の途中で毒を盛られて苦しみ始めた人間の隣でそのまま会話を続けたり、楽しそうに冗談を言いながら死体を解体し、燃やす時もユーモアを忘れない。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=xSskAosTD1w
なにか普通の事のように起こる数々の凶行に、僕も鑑賞中あっけに取られてしまいました。
また、本作はR-18指定を受けた作品でもあるので当然スプラッター描写も日本にしてはかなり攻めています。
特に解体シーンでの血まみれ風呂に横たわるバラバラの死体はなかなかに衝撃的です。
実際に起こった事件を元にしているということで、世の中の怖さを感じることのできる作品になっています。
第1位.グロテスク
引用:https://www.youtube.com/watch?v=VxKnQgkAkPo
ブッチギリの1位です。
カップルになったばかりの和男とアキは初デート中に何者かに襲われて、気が付いた時には地下に監禁されていた。
目の前に立つ謎の男は「二人の愛に感動できれば開放する」と宣言し拷問を開始する。
どちらか一方のためにどれだけの痛みを耐えられるかを試すために。
凄まじい拷問の末に行きつく二人の運命は…!
引用:https://www.youtube.com/watch?v=VxKnQgkAkPo
ブッチギリの1位です。はい、2回言いました。
別に特段面白いとかではありませんが、なんの捻りもないタイトルが示すように、邦画のスプラッターとしてはこれほど直接的なグロ映画を僕は知りません。
その飛びぬけたスプラッター描写を評して第1位です!(笑)
とにかく拷問シーンが痛い!
特に男のキン〇マを釘でトントンするシーンは流石の僕でも目を背けました。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=VxKnQgkAkPo
ラストの腸を柱に打ち付けられるシーンはもうよくわかりませんね。
とまぁひたすら洋画スプラッター顔負けの拷問をくりひろげ、R-18にしてAmazonで販売中止を食らっておきながら、なんとゲオに置いてあります(笑)
あのド変態映画【セルビアン・フィルム】と言いゲオに規制という文字は無いようです。
→セルビアン・フィルムを含めたランキング
オススメするとはまた違いますが、怖いもの見たさで観てみるのもいいかも?
自己責任で。
まとめ
いかがだったでしょう。
ぶっちゃけ洋画に比べたら視覚的に刺激がある作品は少ないですね。(グロテスクは除く)
しかし日本人だからでしょうか、日常の中で何気なく起こりそうな身近な恐怖を感じますし、洋画とは一味違った面白さがあるのではないでしょうか。
例に漏れず今回ご紹介した作品群は誰かと一緒に観てもまったく盛り上がりません。
一人で観ましょう。