どうも。
Switchで相変わらず楽しいゲームライフを楽しんでいる僕ですが、最近になって思うことが。
『そろそろマリオやらスプラトゥーンから離れてホラーゲームがやりたい!』
→Switchのスーパーマリオパーティは二人でも楽しい?プレイしての感想
なかなか無いんですよねー、Switchでホラーゲームって。
そこでショップを物色していたところ最新作の欄で目に留まったゲームがこちら。
【Don’t Knock Twice】
予告を見た感じはバイオハザード7のような1人称ホラーゲームのようで、なかなか僕好みな予感。
ということで早速プレイした感想を書いていきます。
さてはて面白いかどうか…。
Don’t Knock Twiceとは?
一人称ホラーゲーム
ドント・ノック・トワイス(二階はノックしないで)は心理的に迫ってくる恐怖の都市伝説をベースにした一人称のホラーゲームです。
ーダウンロード画面から抜粋ー
本作はSwitchでは珍しい本格的な一人称ホラーゲームです。
主人公は悪霊に囚われた娘を助けるために屋敷を隈なく捜索することになります。
基本的に敵との戦闘は無く、手に入れたアイテムを使って屋敷内の呪物を5種類集めて娘を解放することが目的です。
原作は映画!
実は本作はアメリカのホラー『ドント・ノック・トワイス』という映画をベースにして制作されています。
ゲームでは登場人物がかなり削減され、内容もかなり端折られています。
おかげでプレイヤーは何故舞台である巨大な屋敷でクロエが行方不明なのかも分からずにゲームを始めることに。
恐らくオリジナルのストーリと言うわけではなさそうなので、気になる方は映画で補完してみると良いかもしれません。
あらすじ
薬物依存により娘のクロエと離れて暮らしていたジェシカ。
治療を終えクロエと共に暮らすことになったジェシカだが、ある日我が家に帰ってくるとそこに娘の姿は無かった。
クロエは古くから伝わる悪霊バーバヤーガに連れ去られてしまったのだ。
ジェシカは娘を悪霊の手から救い出すべく、広大な家の中をさまようことに…。
Don’t Knock Twiceの感想
おばけ屋敷ゲー
本作はホラーゲームということで、暗闇での屋敷探索や突然の雷、怪奇現象など当然怖い要素は存在します。
しかしそのどれもが単純な音で驚かせるものばかりでした。
実際に悪霊の全容は最後まで見ることができませんし、基本は突然テレビが付いたり額縁が落ちたりするだけのものです。
目的も屋敷内に隠された呪物を探し出せ的な内容なので、まるで今話題の脱出型お化け屋敷のようでした。
雰囲気はいいのに…。
前述のように敵は攻撃してこないのでなおさらお化け屋敷のキャストか!と突っ込みを入れたくなる始末です。
初見では内容がわかりにくい
原作を知らないでやった場合はかなり置いてけぼりを食らいます。
そもそもスタート時点からなんのムービーも流れずに部屋にいきなり放置されるので状況が読めません。
さらに物語を補完するものも屋敷内の手紙やメモしか無いので憶測でしか内容を把握できず、消化不良に陥ります。
物語を把握できるのは文章のみ
恐らく制作側はあまり多くを語らずに想像に任せます的なゲームにしたかったのでしょうが、それ以前に物語の前提がわからないのは致命的。
始めにムービーを流すとか、もっとわかりやすいヒントを作中に出すとかして欲しかったです…。
操作性に難有り
とにかく操作性に慣れないです。
ZRボタンとRボタンの使い分けや、しゃがむの動作がBボタンを押している間だけなのも不満ですし、何より干渉できるオブジェクトの範囲が狭すぎます。
画面中央にプレイヤーの操作範囲である小さな丸い枠があるのですが、それに近づけないとアイテムを取れません。
画面中央の小さな丸枠
また屋敷内の書物は分かるように光るのですが、仕掛け等には一切そういった反応が無いので文字通り屋敷中の壁を探りまくることに…。
分かりにくいわ!
まるでPSの初代バイオハザードをやっている気分。
また仕掛け(仕掛けと呼んでいいのか)自体はものすごく単純なので場所さえわかればメチャクチャ簡単なのも消化不良です。
深刻なボリューム不足
本作最大の問題点がこのボリューム不足。
なんと初見プレイで3時間でクリアしてしまいました。
前述のように仕掛け自体は無いに等しく、また屋敷内も慣れてしまえばそこまで広くないのが問題です。
そしてなんといっても呪物を5個集めた時点でほぼクリア確定なのでほんとにお化け屋敷かよ!と突っ込みたくなります(2度目)
星マークに呪物をセットしたら終了ー☆
1,000円台というお手頃価格ではありますが、あまりにもお粗末。
他のゲームならもっとたくさん遊べたでしょうに…。
まとめ
はい、かなりの酷評になってしまいましたね。
予告を見た限りではバイオハザード7のような謎解きホラーゲ―ムを期待したのですが、足元にも及ばない出来でした。
正直値段以外で評価できる点がありません。
購入を考えている方は覚悟してください(笑)
それでは!