現在記録的な大ヒットを飛ばしている映画。
【名探偵コナン 紺青の拳】
前回の記事では劇場版名探偵コナンの記録的なヒットや、その理由なんかを考えてみたわけだが、今回はその名探偵コナンを盛大に批判していこうと思う。
前回記事→【つまらない?面白い?】「紺青の拳」が大ヒット!コナンは何故売れるのか
アンチのアンチによるアンチのための記事なので、ファンは読まないことをお勧めする。
それでは改めて…
名探偵コナンは興行収入100億円にふさわしい作品なのか?
ぶっちゃけこっちのほうが書きたかったぜ…。
劇場版名探偵コナンの大ヒット
2019年のGWに満を辞して公開されたアベンジャーズ。
世界中で初登場第1位を記録し、日本でも当然…。
そうは問屋がおろさない。
蓋を開ければ3週間前に公開した例の【名探偵コナン 紺青の拳】がV3を飾り、かくしてアベンジャーズの初登場は2位に終わった。
思えば前作でも同じようにアベンジャーズ記録はコナンによって阻止されている。
…おかしくね?
アベンジャーズだよ?
面白さはさておき、初登場1位が約束されてるといっても過言じゃない世界的ヒット作の完結編だよ?
正直ゲンナリである。
何故コナンがこんなに売れるのかは前回記事で考えてみたのだが、今回は出過ぎたクイを打つが如く、存分に叩かせて頂こう。
下記ではアンチ視点からの劇場版名探偵コナンを憎悪という色眼鏡をかけまくって批評する。
面白くない理由
強引な推理
エンタメ推理漫画なら仕方のないことだか、とにかく推理が強引。
原作1巻の段階でジェットコースターにピアノ線を張り巡らせて人の首を飛ばしただけのことはある。
毎度人を殺すために大掛かりな仕掛けを仕込む犯人にツッコミを入れざるを得ないのに、劇場版ともなればなおさら。
デタラメな展開と推理はむしろギャグ。
まぁ純粋な推理漫画というよりはキャラクターで人気を得ているような本作では仕方がないのかもしれないが…。
逆に言えばキャラクターやド派手な演出に興味がない層には全く響かないどころかマイナスだ。
人間離れしたアクション
もともと阿笠博士とかいうマッドサイエンティストから生み出される数々の兵器を武器に戦う名探偵コナン。
非常に人間離れしたアクションを展開する彼だが、それ自体はアニメだから良し。
…とはならない。
アンチからしたら推理漫画なのかアクションなのかはっきりしろよと言いたいし、そうでなくても殺し屋でもスパイでもない一般人の域を出ないコナンの人間離れしたアクションは他のアニメからしても異質だ。
ナルトだってワンピースだって、超人的能力があるのにはそれなりの理由があるのに、一介の小学生があんな身体能力あり得るか!?と。
なに?
コナンの世界の重力は地球の10分の1なの?
近年の【紅の恋歌】の川をバイクでピョンピョン渡るシーンでは唖然としたし、【ゼロの執行人】で安室とコナンのカーチェイスは映画史に残るデタラメ具合だったのは鮮明に覚えている。
とにかく、派手であれば良いだろうという安易な演出があり過ぎて、どうしても手放しに興奮できない。
信者よ。
ホントにこんなものを観ておもしろいと思うのか?
単調な作画
映画と各週のアニメで作画のクオリティが違うというのはよくある話で、それこそドラえもんだったりワンピースなんかが良い例。
当然ファンもそういったクオリティの高い作画を観て惚れ惚れするし、作品の没入感にも繋がってくる。
しかし、コナンにはそれがない。
コナンにはそれがないのだ。
作画のクオリティは各週放送のアニメと大差なく、非常にカクカクしているし、
そんな低クオリティから放たれるアクションシーンなんて目も当てられない。
だって構図おかしいじゃん、と突っ込みまくり。
これだけ売れてあの作画を保っているのは名探偵コナンとクレヨンしんちゃんくらいだけど、
前者の今の年齢層を考えれば最早”サボっている”という印象を受けても仕方無し。
適当にストーリー組んで人気キャラ出しとけば売れるだろというプロデューサーの思惑が透けて見えるというものだ。
魅力のないオリキャラ
とにかく登場キャラクタ―のデザインも設定も雑。
何度も例に出してはいるけれど、ドラえもんやワンピースであれば当然できているオリジナルキャラクターの深堀や魅力がコナンには全くと言っていいほどない。
何だったら黒幕は明らかにモブ臭い金持ちのオジサンだったりするし、観客がこのモブオジサンに感情移入することはまずあり得ない。
その作品だからこそ登場したキャラクターをもっと魅力的に描けないのか?
これだと結作キャラを酷使して使いまわし観客を強引に煽っているだけにしか見えないし、事実人気キャラクターの怪盗キッドは最近映画に出ずっぱり。
恐らく安室もこれから映画に登場しまくるだろう。
結局この作品はコナンと怪盗キッドと安室、たまに服部がいればなんでもいいんだろ?と思わせられる。
信者の存在
これに関してはもう作品は関係なし。
完全に脳死アンチ的な考えになるがとにかく信者がうざい。
信者特有のファンではない人間に対して、「コナン見てないとかアリエナイ―」とか「安室カッコイー」とか、馬鹿にしか見えない。
こっちからしたらこんな駄作シリーズを金払って観ている方がアリエナイ。
安室とかいうアニメキャラにお熱の婦女子なんかクタバレとさえ思っている。
とはいえそういった婦女子連中であれば多少理解できなくもないけど、成人男性のコナン好きなんか見た日にはもう…。
人間と言うのは嫌いな作品を褒めたたえている人間を見ると叩きたくなるが、正しくそれである笑
反省。
まとめ
これだけ叩いているけど、前回記事で書いたように結局のところ結果が全てだ。
実際に公開3週目でさえアベンジャーズというモンスター作品の初登場1位を阻止したのは事実だし、それだけ国民的アニメ(あまり言いたくないが)として認知されているのも事実。
そんな作品を面白いと思えないのは自分の理解不足なのかもしれない…。
だからこれからもその魅力に気が付けるようにコナンを見続けてみようと思う。
そしてまた叫ぶだろう。
「名探偵コナンは面白くない!」
以上!