どうもアスミです!
今巷であの【ヴェノム】以上に話題をさらっている作品を知っていますか?
とある世界的なアーティストの半生を描いた伝記映画なんですが、僕も中学校の頃にこのアーティストの音楽をメチャクチャ聞いていました。
そんなわけでこれは絶対観なくては!と早速鑑賞。
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
【ボヘミアン・ラプソディ】
率直な感想として、メチャクチャ感動!泣いちゃいました!
この感動を伝える為に記事にすることにします!
それではいきましょう。
【ボヘミアン・ラプソディ】の概要
フレディ・マーキュリーの生き様を描く伝記ムービー
あの世界的アーティストであるクイーンのフレディ・マーキュリーの自伝的な映画です。
彼のバンド加入から成功して亡くなるまでをダイナミックな映像と音声で映すミュージカル映画でもあります。
著名なアーティストからの称賛や、各国での記録的な興行収入など華々しい記録を誇っています。
監督
◆ブライアン・シンガー
あの大人気マーベル映画【X-MEN】シリーズの監督として有名ですね。
実は本作の制作途中でキャストやスタッフとかなり衝突をしたようで、なんと制作半ばで解雇されたようです。
その後任として製作総指揮のデクスター・フレッチャーが監督を兼任し、本作は何とか公開にはこぎつけました。
しかし全米監督協会の規定に従って監督のクレジットには解雇されたブライアンのみが表示されているというなんともややこしい状況になっています。
◆デクスター・フレッチャー
元々は本作の製作総指揮として参加していましたが、前述のブライアン・シンガーの解雇に伴い監督を兼任することに。
まぁ監督年数も作品数もブライアン・シンガーより遥かに上なので適材ということでしょう。
彼自身の代表作は初期では【エレファントマン】、近年では【キックアス】などのヒット作品も手掛けています。
登場人物/出演者
◆フレディ・マーキュリー/ラミ・マレック
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
言わずと知れた世界的ロックスター。
突出した歌唱力とカリスマ性で加入したバンド、後のクイーンを瞬く間に有名にさせる。
出っ歯が特徴的で本人もコンプレックスに思っている様子。
またバイセクシャルでもあり、後年はHIVに苦しめられることに。
演じるのはアメリカの俳優ラミ・マレックです。
あの大ヒット映画【ナイトミュージアム】シリーズの人気キャラクターであるエジプト王を演じ一躍注目を浴びました。
その後も【バトルシップ】、【ニード・フォー・スピード】や【トワイライト】などの大作に次々と出演。
また今回のフレディ役は1年間の準備を経て撮影に挑んでいます。
確かに演技は凄かった!
◆ブライアン・メイ/グウィリム・リー
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
クイーンのギタリスト。
初期メンバーの一人であり、穏やかな性格の持ち主。
フレディの暴走やメンバー間のいさかいを収めるリーダー的な存在。
TVドラマを中心に活躍しているようですが、ジョニー・デップ主演の【ツーリスト】に出るなど近年の映画出演本数は増加中です。
◆ロジャー・テイラー/ベン・ハーディ
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
クイーンのドラム。
初期メンバーの一人で口が悪く、かなり勝気な性格。
その性格のためにフレディをはじめとするメンバーとの言い争いが絶えない。
しかしフレディの事を見捨てず最後までバンドを継続させた。
ソープオペラに出演するなどキャリアを築き、2016年公開の映画【X-MEN アポカリプス】で映画デビューを飾りました。
つまり監督のブライアン・シンガー監督とは二度目タッグですが、まさか彼が解雇になるとは思っていなかったでしょうね(笑)
◆ジョン・ディーコン/ジョゼフ・マゼロ
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
クイーンのベーシスト。
途中から加入したメンバーであり、バンド間ではあまり発言をしない様子。
ブライアン同様物静かな性格であり、険悪だったフレディにも優しく接している描写がある。
あの大ヒット映画【ジュラシックパーク】の子役で記憶に残っている方もいるかと思います。
そう、あの姉弟の弟の方です!!
まさかあの生意気な男の子がクイーンのベーシストを演じるとは…。
◆メアリー/ルーシー・ボイントン
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
フレディの元妻で離婚後は終生の友人として彼を支えた。
結婚する以前からフレディがバイセクシャルであると気が付いていた様子。
【ミス・ポター】で主人公の少女時代を演じ映画デビューを飾りました。
その後も映画出演を重ね、麗しき美女に成長しましたね。
ちなみに前回紹介したNETFLIXオリジナル映画【アポストル 復讐の掟】にも出演しています。→NETFLIXオリジナル映画”アポストロ 復讐の掟”ーこれはスプラッターかな??ー
【ボヘミアン・ラプソディ】のあらすじ
酒場や小さなライブハウスで細々とライブ活動を行っていたギターのブライアンとドラムのロジャー。
しかしバンド活動は思うようにいかず、ついにはリードボーカルさえも脱退してしまう。
途方に暮れる二人の前にボーカル希望で現れたのは出っ歯が特徴的な冴えない男。
しかし二人は彼の歌声に可能性を見出し加入を許可するが、実はこの男こそ後の大スター、フレディ・マーキュリーだった。
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
バンドは名前をクイーンと改め、瞬く間にスターダムをのし上がっていくことに。
しかし大成功のその陰で、フレディは徐々にメンバーや周りとすれ違いを見せるようになっていく…。
【ボヘミアン・ラプソディ】の感想
フレディ役のラミが見事!
とにかくあのフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックの演技力に脱帽です。
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
100年前ならまだしも、30年前まで実在していた全世界の記憶に残っている人物を演じるプレッシャーは相当なはず。
正直フレディ役のラミが登場した時は、あからさまな出っ歯も含めて、外見は全く似ていないと思いました。
しかしものの数分でフレディとしての彼をすんなり受け止めてしまいました。
ラミ曰く1年前から準備を入念に行ったとインタビューで答えていましたが、まさに努力の賜物ですね!
彼のライブパフォーマンスに思わず涙してしまいました。
名曲の数々
もう耳が幸せです。
年代は違えど紛れもなく僕の青春の1ページであるクイーンの名曲達がこれでもかと大音量で流されるんですよ。
しかも鳥肌が立つようなかっこいい映像と共に!
感動しないはずがありません。
また昔の音楽の中ではダントツにキャッチ―ですし、今の中高生が聞いても納得するだろうと思いますので、曲を知らない人でも感動できる事請け合いです!
制作の裏側が面白い
アーティストがどのように曲を作成しているのかわかりませんが、クイーンの曲がまさかあんなレコーディングで作られているのかと驚きました。
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
とくにあのクイーンの曲によく登場する高音域のコーラスがまさかメンバーによるものだとは!
またタイトルにもなったあの名曲【ボヘミアン・ラプソディー】の誕生秘話にもグッときますね。
この曲が生まれた経緯がものすごくロックでして、フレディの反骨精神満載の一面を垣間見ることができました。
フレディの苦悩で胸が痛い
本作は序盤から中盤まで挫折知らずのクイーンの様子が描かれますが、中盤以降はクイーンやフレディの周りの環境がガラリと変わります。
バイセクシャルとしての苦悩や、恋人との別れ、メンバー間とのいさかいなど不幸が次々にフレディに襲い掛かります。
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
この時点で観るのが辛くなりますが、極めつけにエイズの発症など、テンプレートなお金持ちの不幸が続くことに。
実話だからこそ余計に胸が痛みました。
クイーンの絆に涙
世界中のビッグバンドでも生涯解散せずに同じバンドを続けることは稀であり、クイーンも例に漏れずに一度解散の危機に陥ります。
以降のフレディの墜落ぶりは目も当てられませんでしたが、それを乗り越えた後のバンドの結束が固まるシーンは胸熱過ぎます!
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
ライブや作曲に向けての練習、メンバーにエイズを告白するシーンはクイーンというバンドの絆を強く感じさせるシーンでした。
心揺さぶるラストシーン
ラストの20分、史上最大級のチャリティライブ【ライブエイド】での演奏シーンで物語の幕が下ります。
実際のライブの時間や曲を完全再現したこのシーンは作中最大級の見せ場でした。
引用:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/index.html
映画【ボヘミアン・ラプソディ】はこのシーンを観る為にあると言っても過言ではないと思います。
病に侵され、練習では全く声が出なかったフレディが【ボヘミアン・ラプソディ】を完璧に歌い上げる様は圧巻の一言。
病と闘いながらも怒涛の名曲ラッシュをかましてくれますが、そのエネルギッシュな映像に思わず号泣です。
まさに”心を震わせる”ほどの感動を体験することができました。
僕の両隣のおじさん達も二人とも泣いていました(笑)
まとめ
作品の感動とはまた別ですが、本作のエンドクレジットが終了した時、誰ともなしに拍手が起こりました。
先行上映の試写会でもないのに映画館で拍手が起こるのを見るのは初めてだったので驚きましたが、それだけこの映画に力があるんだなぁと再び感動。
とにもかくにも本作は今年の映画ベスト3にランクインですね。
今年NO1だと思っていた【ダンガル きっと、つよくなる】に匹敵するほどの作品です。
クイーン好きのあなたも、そうじゃないあなたも、是非本作は劇場でご覧ください。
きっと素晴らしい感動が待っています!
それでは!!
コメント
内容分かりやすいです!
またお願いします!
そう言ってもらえるととっても嬉しいです^^
書く気力が湧きます!
コメントどうもありがとうございます!