どうも。
先日原付で道路を走っていたところ、思わぬところで切符を切られる事態に遭遇しました。
それは原付乗りなら誰でも知ってるあの忌まわしい交通ルール。
『二段階右折』。
それもT字路で、です。
意味がわかりません。
てなわけで今回はそんな怒りも込めて、二段階右折という謎ルールと今回の警察のふざけた検挙についてまとめてみようと思います。
そもそも二段階右折とは
今回の体験談を話す前に、そもそも二段階右折とは何なんでしょうか?
二段階右折(にだんかいうせつ)とは、道路の交差点で左側通行の国において右折する場合に、交差点の側端(交差点の輪郭)に沿って曲がる事を言う。右側通行の国において左折する場合に同様の行為により曲がることは二段階左折と言い、どちらの場合も含めてフックターン(かぎ曲がり)とも言う。
‐wikpedia参照‐
今回のあらすじ
今回僕が捕まった道路は、信号の手前で右折車線が増えるタイプの3車線道路でした。
確かに3車線であれば原則として二段階右折が義務付けられますが、今回の場合はT字路であり、右折のために一度左に回り込む道路がそもそもありません。
であればそのまま右折するしかないと誰もが思うであろう道路です。
しかし厳密には左側に1mほどのスペースが用意されており、原付は本来ならばそこで二段階右折をしなければならないとのこと。
…いやいや。
道路でとっさにそんな1mあるかないかの窪みに気が付ける原付いるか!?
実際その道路で原付が二段階右折をしているのを僕はみたことがありません。(まぁ皆がやっていないからは通用しませんが…)
ということでめでたく交通違反1点と、反則金3000円を支払うことになりました。
なんか納得できないよね。
問題点
警察の反則金稼ぎ
反則金稼ぎ。
僕は正直これとしか思えませんね。
そもそも二段階右折の必要性からして僕は疑わしいと思っていますが、それは下の項で。
問題はこんなT字路で二段階右折をしなかったことで何か問題が発生するのか!?ってことです。
これをいったら法治国家である日本を否定することになりますが、そんなくだらない違反を取るためにネズミ捕りよろしく道路で見張っている暇があるなら、もっと別の違反を取り締まれよと。
それでも警察が原付を目の敵にして捕まえる理由は一つ。
前述の通り反則金の存在です。
実際に僕らが収めるこの反則金は、地方公共団体へと流れていく仕組みがありますが、その金額は年間にしてなんと700億円以上と言われています。
これは『お上』がほっておくわけがないですよね。
だから働きアリである白バイやらパトカーはせっせとくだらない反則金を量産し、『お上』に流す必要があるわけです。
これは推測ですが、警察には恐らく反則金に関してのノルマが課せられているのではないかと思います。
表向きはこれらの収入が新たな交通安全のための設備投資に充てられているらしいですが、まぁ汚職だらけの国、地方公共団体へ流れていくお金がまともに運用されているとは到底思えませんがね。
まさに闇です。
必要性無いし、むしろ危ない
警察のネズミ捕りの話は置いておいて、実際にこの二段階右折は必要性があるのでしょうか。
正直僕は無いと考えます。
そもそも二段階右折する理由としては、3車線があるような大型道路は速度も速く、30kしか出せない原付が右車線に移ることが危険であるからといのが通説ですね。
ところが日本全国どこを探しても30k以下で走っている原付などはいませんし、(たまにいます)また二段階右折すること自体、右ウィンカーを出しながら左手の道路に並ぶというイレギュラーな動きをするためにかえって危険だという意見もあるくらいです。
こういった現実的にも実用の面から見てもほとんどデメリットしかないこのルール。
どう考えてもいりません。
T字路なんてもっと危険!
今回の僕のケースに該当しますが、基本的にT字路での二段階右折は禁止とされていますが、ごく稀に原付用の待機場所が設けられている道路があります。
しかしこのスペースは縦に狭いため原付でも進行方向を変えての停車は難しく、さらにT字路で直前まで右折可能だと勘違いした原付の運転にも影響を及ぼします。
今回のように突然白バイなんかが現れた時は尚更ですよね。
見通しの悪い場所に申し訳程度にスペースをつくり、間違えた原付を捕まえる。
正直性格が悪いとしか思えません。
白バイのオッさん。
お前だよ!
まとめ
今回は正直二段階右折の存在意義にも、警察のネズミ捕り的な振る舞いにもかなり腹が立ちました。
特に警察は何度も言いますが、いい加減下らない反則金のために隠れているのはやめなさいよと。
さっさとパトロールして煽り運転の1つや2つ捕まえなさい!
まぁ、一応ルール違反した僕が悪いんですけどね…。
コメント
警察の反則金制度は年間の「収入」金額が決まっており、ご指摘のとおり「目標」という名のノルマが課せられれています。
その「目標」が足らないと、いわゆる待ち伏せ取り締まりをせざるを得なくなります。
二段階右折はスピードや一時停止と並んで待ち伏せ取り締まりの代表的なもので、特に3月と9月および交通安全週間中は要注意です。
やっぱりノルマありましたか…。
3月と9月は初耳です。
気をつけます。
コメントありがとうございました^_^
法律なんて国民のためにあるものは一握りでほとんどお上の都合でしかないし文面通り守るのがくだらないしそうしなきゃ罰が下る社会がくだらない
まさに闇
同感です。
あと、警察官は交通違反を取り締まると一件に付き\300のアルバイトになります。
この情報は私がタクシー運転手をしていた時にお客さんから聞いた情報です。
なんでも、飲み屋で警察官が酔っ払って一人で喋っていた話の中に
「一件に付き\300」情報があったそうです。
二段階右折の「効能、安全性」は甚だ疑問です。それは激しく同意します。
ただし、現行法上では、確実に死守してみせてください。
ルールとして共有されていることを
「守ることができる人間であること」が問われています。
二段階右折する当人だけの問題ではなく、
二段階右折するだろうと認識する周囲との意識共有が重要だからです。
ポリシーに反する、意味を感じない等の勝手な判断で、
ルールからズレたことやられると、周囲が困ります。
警察に点数稼ぎするヒマあったら煽り運転捕まえろと要求するのは的外れです。
単に、勘違いだろうが解りにくかろうが、その道の攻略法を
手痛い反則から学び、経験とし、以後ルールを徹底遵守してください。
二段階右折の撤廃を祈りつつも、現行法は死守。それを切に願います。